みなさんこんにちは!毎日ワイン食堂ソムリエのひかるです。
普通にワインを飲んでいても美味しくて幸せなのですが
たまには違った飲み方をしてみませんか?
それは飲み比べです!
同時に飲み比べをするので、1種類で飲むよりも違いを知ることができて
自分の好きな香りや味わいがわかりやすいです。
ワインを選びやすくなるのでおすすめの飲み方ですよ〜
白ワインの主要品種別飲み比べ
今日は白ワインを3本用意したよ!
楽しみね!
今回飲み比べしたのは
- シャルドネ
- ソーヴィニヨン・ブラン
- リースリング
主要品種と呼ばれる代表的な3品種を用意しました。
一般的な品種の違いはこちら
今回使用したワインはこちら
※生産年を揃える予定でしたが、
リースリングがないことに気づき急遽購入したので違います。ご了承下さいませ。
- 2名で行う
- 同じグラスに3種のワインを注ぎ、無言でテイスティング
- 感じた香りや味をメモしていきお互いに発表します。
テイスティング時に会話をすると
香りや味わいの固定観念ができてしまい自分の感覚で捉えられないので無言をルールにしました。
実践!リアルな感じ方の違い
まず色は黄金色や黄色
まずは香りの差。よしこがバラや洋ナシに対してひかるはハチミツや白い花
共通点としてはお花の香りと甘さのある香りです。これが感じ方の違いですね。
味わいではよしこが甘茶という甘い味を認識してるのに対してひかるは甘みをいれてませんね。
甘い物好きなひかるは甘みになれて感知しにくいにかもしれません。コーヒーはもブラック派のよしこは甘みに敏感ですね。
色の感じ方。ひかるのほうが色味がちょっとだけ得意そうですね。
香りはひかるがトロピカルなフルーツに対してよしこは柑橘系、但しピンクグレープフルーツや焼けたレモンですのでちょっと熟した感じ方ですね。
味わいはよしこの方が具体的でわかりやすいです。勉強なります。表現の違いもあたらしい発見になります。ポン酢は酸と柑橘の香りでポン酢のように感じたとの事でおもしろい表現だと思います。
香りの表現で香水や紅茶など複数の香りをまとめて捉えるひかると、パイン飴やアカシアなど分けてとらえてるよしこ。香りはよしこの方が得意そうですね。
味わいも具体性が必要というのを肌で感じました。
ふたりで飲み比べをしてわかったこと
香りや味わいの感じ方には人によって違いがあることがわかりました。
又、表現方法も具体的に伝えた方がわかりやすいですね。
テイスティングは複数で行うと自分の感じれていない香りや味わいが発見できます。
やはりワインは誰かと楽しむのが本当におすすめですね。
ワインを探るブラインドテイスティング
みなさんブラインドテイスティングをご存知ですか?
種類の違うワインを用意してボトルを隠したり見えないところでグラスに注いだりします。
そして品種や国、生産年などを推測します。先程と同じワインで試してみました!
実際にひかるとよしこでやってみました
- テイスティングを行う方が退室
- テイスティングを行わない方はグラスにワインを注ぎ、品種を書いたメモをグラスの下に置く
- 準備ができたら呼び戻してテイスティングを開始
- テイスティングが終わるまでは無言
- これだと思う品種のメモを置いていき、全てのグラスのテイスティングを終えてからメモをオープンして答え合わせ
自信があるわ!!
難しいんだよな……
結果は夫婦で同じ結果に
ソーヴィニヨン・ブランは正解。
シャルドネとリースリングは不正解!!
これはアカンやつや……
ソムリエなのに……
勉強し直しです。とほほ
ちゃんとトレーニングしないと……
ソムリエさん……
間違えたポイント
- シャルドネのちょっと花の香りとトロピカル感をリースリングの華やかな香りとして捉えた
- シャルドネの酸味がしっかりしていてリースリングのような凛とした酸と思った
このポイントだと結論がでました。それくらい華やかな香りをもったシャルドネでした。
シャルドネは育った畑や環境によって千差万別の香りや味わいをもってます。
産地ごとのシャルドネの特徴を知っているとわかりやすいですね。
テイスティングは訓練すれば精度があがります
テイスティングで品種などがわかればワインを味わうときに
「これはシャルドネかな、ちょっと酸味がシャープだから違うかな」などと考えます。
よりワインを深く味わうことができておすすめです。
私がソムリエ試験を受けたときは試験の1ヶ月前から毎日トレーニング
紙袋でボトルを隠してグラスに注いでテイスティングして品種当てクイズを行いました。
間違えればもう一度テイスティング。全問正解するまで行いました。
その時はほぼ90%くらいの正解率でした。やっぱりトレーニングは必要……
他にもあった飲み比べの方法とは
【上級者むけ】同じ条件で複数のワインを比べる比較テイスティング
同じ条件で複数のワインを飲んで比べる事を比較テイスティングといいます。
実はもっと詳しくワインを掘り下げる方法が2つあります。
- 垂直テイスティング
- 水平テイスティング
ちょっと上級者むけだよ
違いがわかるかしら
同じワインを違う生産年で比べる垂直テイスティング
同じ生産者の同じワインを、異なる生産年=ヴィンテージで複数揃えて比較するテイスティング法
これによってわかることは
- 各ヴィンテージの特徴
- どれくらい熟成するのか?又は香りの変化など
同じ品種で違う生産者のワインを比べる水平テイスティング
一つのヴィンテージ・同じ地域で異なる生産者のワインを比較するテイスティング、
または、一つのヴィンテージ・同じ生産者で異なる生産地(畑、村など)のワインを比較するテイスティング
これによってわかること
- 一つの年の同じ気候・環境で造ったワインの、生産者毎の「スタイル」の違い
比較テイスティングを気軽にできる方法
比較テイスティングをするにも何本ものワインを購入するのは高くてちょっとという方には
そんな時はワインショップの試飲を利用するのも選択肢ですね
ひかるの地元、京都で試飲ができるお店
一杯200円から試飲ができて、ボトルでの購入もできるテイスティングバー付きワインショップ
もちろんチーズなどもありちょっとしたバーとして使っている人もいます。
ワイナリーから直接仕入れしていたり、ワイナリーと共同でオリジナルワインを作成したりとこだわりが詰まっています。
ワインの購入にはまず試飲してからというこだわりのショップ
フランスで生産者になれる資格をもっている金井麻紀子さんが、「いいワインとはこれだ」という数多くの経験を経て得た答えにそったワインが並んでいます。
イベントや試飲会に参加する
全国のワインイベントが検索できます。
ワインイベントを会社や組織関係なく網羅しているところがいいですね。
ワインスクールの無料体験に参加
こちらのワインスクールでは無料体験で3種類のテイスティングができます。
テイスティングの仕方やワインの基礎知識も講義してくれるのでお得。
無料でテイスティングが試したいなら行くしかないですね。
おもしろテイスティング!こんなこともやってみました
ワイン味わいには関係のない関西人ののりで
シチュエーションテイスティングをやってみました。
※正式なテイスティングではないただのおふざけです……
これはワインがどんなシーンに似合うかを考えるテイスティング。
普通は味わいをコメントしますが
味わいから想像できるふさわしいシチュエーションをコメントしてみました。
やってみると中々盛り上がりました!
シャルドネの場合
ひかるのペアリング
冬に家でシチューを食べながら
ふくよかなシャルドネにはシチュー!
よしこのペアリング
白ワイン好きな彼女へのプレゼント
女性に喜ばれそうなワインと思ったそう……
ソーヴィニヨン・ブランの場合
ひかるのペアリング
春のキャンプ、木漏れ日の中で
青草の香りが森を連想させる……
よしこのペアリング
ベストマリアージュな前菜とHappyな宴の始まりの予感
アペリティフ(食前酒)のイメージが強いようですね。
リースリングの場合
ひかるのペアリング
夏の鴨川で涼んでいるとき
華やかな香りが暑さで疲れた体に染み渡りそうで夏をチョイス。鴨川は涼しそうなイメージで
よしこのペアリング
5月のよく晴れた日にお花畑をながめながらピクニック
お花の香りが花畑をイメージさせたのですね♪
ワインは味わう環境で味わいが変わります。
ワインを飲むシチュエーションを考えるのも大切な要素ですね。
なんといっても初心者でも盛り上がれるのでおすすめです!
最後に
今日は飲み比べを通してブドウ品種の違いを考えてみました。ワインを楽しむために色々な飲み比べを是非おすすめします!それではよいワインライフを!!
次回は赤ワインでチャレンジしたいと思います!乞うご期待
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もっと増やしていきたいわね!
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