みなさんこんにちは!毎日ワイン食堂ソムリエのひかるです。
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私はワインを楽しく伝えるワインコミュニケーターとして活動しています。
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このサイトではワイン初心者でも楽しめるワインの知識を
わかりやすく楽しくお伝えします。
ワインは誰かとコミュニケーションを取るにはとても良いツールです。
おいしいワインがあれば誰かと「美味しいね」と言うだけでもうワイン仲間が生まれます。
みんなで楽しくワインを学んでいきましょう!
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![よしこ](https://everyday-wine.net/blog/wp-content/uploads/2022/07/yoshikosan.haikeiari.jpg)
今日は新潟にあるワイナリー「岩の原葡萄園」に行ってきたのでレポートをするわ
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せっかくワイナリーに行ったのに
場所がわかりにくかったり食事場所がなかったりするととっても残念な気持ちになります
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ワイナリーによって色々な施設や設備があります。交通の便なども下調べをしておくと
ワイナリー訪問が更に楽しめるものになります。
現地でしかわからないこともあるので是非ご参考にして下さいね!!
又、このページの最後に見てくれた方限定の特別なご案内をしています
是非、最後までご覧くださいませ!
動画でみよう!岩の原葡萄園の様子
岩の原蒲萄園を楽しむ7つのポイント
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新潟の頸城平野にあるワイナリーを楽しむためのコツを7つお伝えしますね。
- 葡萄園の歴史を知る
- 試飲カウンターのお得な飲み方
- 肌で感じるワイナリーツアー
- 創業者「川上善兵衛」についてもっと知る
- 美味しいレストランがあります
- 体力はいる⁉景色のいい見晴らし台
- バスには注意!アクセスを知る
葡萄園の歴史を知る
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日本最古の最新ワイナリー施設だった「岩の原蒲萄園」
岩の原葡萄園は新潟県の妙高連山のすそ野のある頸城平野にあります。
1890年に創業者川上善兵衛が自宅の庭に鍬を入れ葡萄園を作りました。
良質なワイン造りのために、発酵温度をコントロールするために
山からの冷水や雪を使った冷却システム「雪室」を作り
当時としては最新の低温発酵を取り入れた歴史あるワイナリーです。
現存のワイン蔵は日本最古。国の重要指定文化財になっています。
7歳で大地主!地元を救いたかった「川上善兵衛」
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川上善兵衛は上越の大地主でした。7歳にして家督を継ぐと
「なぜこの土地はこんなにも貧乏なのだろうか?」と疑問を持ちます。
新潟上越地方はいまでこそ「米どころ」として農業が盛んですが
当時の米農家は豪雪に悩まされました。3年に1度しかまともな収穫ができない「三年一作」
の土地と言われ非常に苦しい生活を送っていました。
又、善兵衛のような地主に小作料を払って田畑を借り受けて米を作る小作人制度がありました。
不作で小作料が収められない農家は田畑を取り上げられる。
これが上越の農家(小作人)が貧乏たる所以でした。
勝海舟のすすめた葡萄酒で小作人が安心して暮らせる村にしたい
貧乏の原因を知った善兵衛は小作人の救済のために米以外の作物を模索します。
痩せた土地でも栽培できる作物
小作人の田畑を奪わずにできるものを考えました。
かねて交流のあった「勝海舟」に勧められた葡萄酒を思いつきます。
ぶどうは肥えた土地より痩せた土地でよいぶどうが収穫できます。
早速、山梨でフランスの醸造法やぶどう栽培を学び
小作人の田畑を奪わないためにも自宅の大庭園に葡萄園を作りました。
岩の原葡萄園は小作人の救済のために造られたワイナリーだったのです。
小さい頃に家督を継いだ善兵衛は地元の塾(今でいう小学校)に通っていました。
まわりの子どもたちは大地主の善兵衛と距離をおいたと言われます。
そんなこともあり善兵衛は格差のない村を作ろうとしたのですね。
試飲カウンターのお得な飲み方
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飲んでほしい!他ではない珍しいワインの試飲
岩の原葡萄園のワイナリーショップではバーカウンターがあり試飲できます。
無料試飲と有料試飲があります。
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無料試飲
こちらは小さなプラスチックカップでの提供です。
〈白ワイン〉
- 酸化防止剤無添加 デラウェア
〈赤ワイン〉
- すっきり甘口ロゼ マスカット・ベーリーA
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有料試飲
こちらはワイングラスでの提供
3種セットで頼むと白は500円、赤は700円とかなりリーズナブル。
セットがおすすめですね。
〈白ワイン〉
- レッド・ミルレンニューム-甘口-(300円)
- レッド・ミルレンニューム-辛口-(200円)
- ローズ・シオター(200円)
〈赤ワイン〉
- マスカット・ベーリーA(300円)
- ブラック・クイーン(300円)
- ヘリテイジ(300円)
白ワインのレッド・ミルレンニュームはぶどう品種の名前。生産されているワイナリーは少ない貴重なワインです。
又、赤ワインのヘリテイジはワインの名前。日本ワインコンクール金賞をとるほどの実力派です。
肌で感じるワイナリーツアー
![](https://everyday-wine.net/blog/wp-content/uploads/2022/09/明治31年建造の第二号石蔵は、-上越市の指定文化財に登録されています。-現在は樽熟成庫として使用しています。-当時の雰囲気をそのままにおすすめの見学箇所です。-1-1024x819.jpg)
明治時代の施設がそのままある!時を感じるワイナリーツアー
こちらは事前予約制の無料ツアーです。ワイナリースタッフの解説付きで雪室や貯蔵庫などを実際に見学できます。
第二号石蔵(雪を使った冷却システムの蔵)
雪室(現役で稼働中)
第一号石倉(現存する日本最古のワイン蔵、当時は地下水を使った冷却システム)
川上善兵衛の当時の思いを馳せながらワイナリーを巡りました。
ワイン樽の香りや酵母のような香りもかんじられて、よりワインが身近に感じられます。
創業者「川上善兵衛」についてもっと知る
![](https://everyday-wine.net/blog/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6869.jpg)
やはりこの人がいないと始まらなかった「川上善兵衛記念館」
岩の原葡萄園の歴史と善兵衛の生涯を学べる入場無料の資料館です。
創設者川上善兵衛の歴史について、貴重な資料や実際に使用していた醸造器具。
善兵衛が愛用していた帽子などが展示してあります。
ワイン関係にとどまらず私生活のことや、地元に貢献していた様子がよくわかります。
写真も多く、当時の様子をイメージしやすい資料館でした。
美味しいレストランがあります
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岩の原ワインを使ったお料理も!本格レストラン
ワイナリーショップ2階に本格レストランがあります。
ワインを使ったお料理や地元くびき牛のハンバーグ、雪室で熟成させたお野菜など
ワイナリーを目一杯感じられるレストランです。
ワインリストもさすがの内容で今はあまり売っていない古いワインもあります。
好きな人にはたまらない内容ですね!
体力はいる⁉景色のいい見晴らし台
上越を一望!見晴らし台・ぶどう畑
![](https://everyday-wine.net/blog/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6920-1-1024x418.jpg)
川上善兵衛記念館よりあるいて約10分、途中ぶどう畑も散策できます。
ここからの景色は最高です。新潟上越ののどかな景色が一望!天気のいい日は海が見えますが……
みはらし台までは急な坂道と一部舗装が少ない山道があります。
頂上まではやく10分ほど
是非、歩きやすい靴をおすすめします!登りきったときは最高な景色が待ってます!
川上家の土地を渡っていけば他の土地を踏まずに海にたどりつけるという逸話が残っていますが
善兵衛はここの景色を見て地主としての役目を感じたのでしょうか?
バスには注意!アクセスを知る
※アクセス方法は公式HPより抜粋
JRを利用する場合
※北陸新幹線「上越妙高駅」からは定額料金タクシーをご利用ください。
<IMタクシー 025-523-3188 / 頚城(くびき)ハイヤー 025-524-2525>
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車を利用する場合
![](https://everyday-wine.net/blog/wp-content/uploads/2022/09/image_15.jpg)
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今回私は車を利用しました。他のワイナリーにいくならば新潟県内の高速道路が乗り放題のこちらがおすすめ!乗ったり降りたりすると高速代金が高くなります。
乗り放題プランで得してワインをもう1本買えますね!
バスを利用する場合
えちごトキめき鉄道・高田駅からは路線バスもご利用いただけます。(上越妙高駅から乗り換え二つ目)
![](https://everyday-wine.net/blog/wp-content/uploads/2022/09/image_17.jpg)
※北方バス停の時刻は時刻表に表記されていませんので、
高津バス停の着時間に概算で、行きはプラス2分、帰りは2分早めで計算してください。 頸城バス宮口線時刻表
バスの利用には注意が必要です!
ワイナリーツアーは11:30から30分程度かかります。
次のバスは12:47分ごろです。ランチの予定をされている方は次の15:48分ごろのバスまで来ないので注意してくださいね!
ゆっくりワイナリー見学を希望されている方は大丈夫です!
これは余談ですが、バス停まで行かなくてもワイナリー前の道路で手を上げると止まってくれます! 新潟の温かみを感じました!
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最後に
ワイナリーは立地によってアクセスなど事前に調べていくのがおすすめです。
今回の「岩の原葡萄園」は日本ワインの父と呼ばれる川上善兵衛が創業した
歴史があり、今もなおその思いが感じられるワイナリーです。
又、現地いってこそわかるワイナリーの色々な情報をお伝えしていきますね。
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